教育・人材サービス業界でのDX・クラウド化は、生徒の学習管理や従業員の勤怠管理、案件・求職者管理などさまざまなデータの一元管理を可能とします。
教師間や派遣先・派遣スタッフ・派遣元の情報共有がスムーズになり、業務の効率化へ繋がるでしょう。
テストや履歴書、契約書など今まで紙での管理が基本であったもののデジタル化も促進されます。
ペーパーレス化によって紙代や印刷代などのコスト削減ができ、文書作成の負担の軽減も可能とします。
教育業界では、オンライン学習システムが導入されている企業も多いです。
学習データを管理し、客観的に分析することができるため生徒一人ひとりの理解度把握も容易になります。苦手分野や得意分野の把握にも役立つでしょう。
また、個々の理解度や学習状況の把握だけでなく、興味や学習特性に合わせた学習指導が可能となります。
生徒ひとりひとりに合わせた専用のカリキュラムを用意することができ、学習の効率化が図れると同時に学びの質を高めます。
また、AIを活用することで、問題をどうして間違えたのか、その原因まで分析して指導することもできるようになってきています。
今まで会場に集まってテストや試験を受けることが一般的でしたが、DX・クラウド化によってオンラインでの試験を受けることが可能となります。オンライン試験によって採点業務も自動化され、採点業務の負担を減らすことができるでしょう。
ヒューマンエラーによる採点ミスも防げます。
また、従来の紙のテストでは実現しづらかった音声や動画を用いた試験も可能に。
より多角的な角度から学習理解度を図ることができるでしょう。
ビズリーチで2015年より開始された求人検索エンジン「スタンバイ」はGCP以外のクラウドサービス上で運用されていましたが、新しい機能やサービスのテストなどを行うたびにインフラエンジニアに依頼しなければならないことが大きな負担に。
膨大なログデータを分析しきれなくなったこともあり、データ分析基盤をGCPに移行しました。
メインの検索サービスは既存クラウド上で動かし、ビッグデータの分析基盤としてGCPを活用するマルチクラウド構成となっています。
移行作業はわずか1か月程度で完了。CloudDataflowがビッグデータ処理を可能とし、フルマネージドサービスのためエンジニアがインフラ周りの面倒を見る必要がなくなりました。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/bizreach-google-cloud-platform?hl=ja)
国立極地研究所では、北極域研究加速プロジェクトを推進しています。
取得した天気予報データを基に10日先までの海氷分布予報を計算。衛星を経由して、北極海を航海する海洋地球研究船に送信する海氷分布・海洋予報モデルを構築します。
その海氷分布予報の計算インフラ(HPC)基盤として、GCPが採用されています。
以前はオンプレミスのサーバーを利用していましたが、トラブル時には研究者がSEの役割をしなければいけませんでした。
また、性能が不足すると新しいサーバーの調達に労力とコストがかかるという課題もありましたが、GCP導入により課題の克服に成功。
GCPはCPUやメモリ設定、アーキテクチャを柔軟に変更できるのも魅力のひとつです。
計画停電にも影響を受けないため安心感があります。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/customers/kyokuchiken/?hl=ja)
転職サービス「doda(デューダ)」を提供するパーソルキャリア株式会社。サービスの品質向上などを目的とし、キャリアアドバイザーとの対面カウンセリング内容を自動データ化する仕組みをGCPで構築しました。
これにより転職希望者の情報の可視化を実現し、細かな希望条件を登録データから自動的に抽出できるようになりました。
また、キャリアアドバイザーの育成にも役立っています。
導入サービスを選ぶ上でのポイントは、いかに高い認識率でテキスト化できるかということでしたが、GCPは初回から高い音声認識率を実現できたとのこと。
コマンドラインやAPIも充実しているためエンジニアに優しく、約5ヶ月の開発期間で構築を完了しました。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/persol-career-speech-text?hl=ja)
教育・人材サービス業界での教師や担当者が行う業務は多岐にわたります。
アナログになりやすい業務が多く、さまざまな業務に追われ慢性的に勤務時間が長くなりがちです。
DX・クラウド化によって、そんな業務への負担を軽くすることができるでしょう。
Googleが提供する安定したインフラと、強力な仮想マシンを用いて高度な情報処理技術を利用できることが強みのGCP(GoogleCloud)は、その利便性と拡張性の高さから様々な業界で導入が進み、人気が高まっています。
当サイトでは、システム会社各社の導入事例も調査して紹介していますので、自社と似た状況の導入事例もきっと見つかるはずでず。是非お役立てください。
クラウド・DXの波に乗り遅れないよう、GCPで社員の負担軽減&生産性アップを図りましょう。
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GCP構築・導入が得意な開発会社3選
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