大量のデータを取り扱うITサービス・情報通信業界でもDX・クラウド化することで、業務フローの効率化を図ることができます。
業務を自動化することでヒューマンエラーを防ぎ、スタッフはコア業務に集中できるように。
社員が働きやすい環境が構築され、人材不足の解消に繋がります。
情報の共有をしやすくなり業務の属人化を防ぐことが可能になり、全体進捗の見える化も進みます。テレワークの導入も容易になり、以前から進められていた働き方改革の実現に近づくでしょう。
IoTは「Internet of Things」の略称。直訳すると「モノのインターネット」です。
IoTが実装されると、モノにセンサーが搭載されます。
IoTと従来の通信機能との違いは、人の手を介さずにデータを自動的に収集・発信できるという点です。
IoTから得られるデータは膨大です。DX・クラウド化によってそんなビッグデータを分析することが可能に。得られたビッグデータはさまざまな用途に応用可能です。
今後どのように解析し、活用していくかが重要となります。
ITサービス・情報通信業界では自分たちのDX・クラウド化ももちろん大切ですが、一般企業のDX・クラウド化の達成をサポートする立場でもあります。
今後もさまざまな業界でDX・クラウド化が進むことにより、カスタマーサポートといった役割の重要性が増すでしょう。問い合わせやクレームにいかに迅速に対応できるかが重要なポイントです。
問い合わせの数が増えればカスタマーサポートの人員は足りなくなります。
SNS連携やAIによる自動応答、チャットツールなど顧客の行動に合わせたチャネルの構築と連携することで、顧客対応を効率化することができるでしょう。
海外展開を進めるメルカリでは、リージョンごとに異なるクラウドプラットフォームを活用していましたが、システムは日本で開発したものを共用。事業の拡大という観点で足かせになりつつありました。
そこで、米国版アプリでは従来システムをGateway APIで包み込み段階的なマイクロサービス化を実施。そのGatewayはGCP上に構築されることになりました。
ロードバランサーが優秀なことや、コンテナ管理基盤Kubernetesと相性が良いことがGCPを選ぶ決め手に。
マイクロサービス化によって閲覧した履歴をリアルタイムで解析して表示したり、サーチ機能を刷新したり、値引き交渉などをやりやすくするオファー機能などを実現しました。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/google-cloud-platform-mercari-kubernetes?hl=ja)
富士通グループでは、2020年に富士通自身を改革するという全社 DX プロジェクト「フジトラ」を始動。
その取り組みの一環として、GCPを用いて身近な問題を解決するようなアプリを作りあげる「クラウド熱血プロジェクト」が始まりました。
AppEngineなどを駆使し、未経験の若手社員でも短期間でアプリ開発を実現。約3ヶ月の開発期間で、4つのチームがそれぞれユニークなアプリを生み出しました。
富士通の社内ITは自前主義を貫いてきましたが、GCPの技術を取り込み組み合わせることで開発に多様な視点を取り込み、新しい価値を生み出せるように。
第2シーズンも検討中で、次はビジネス部門と連携しサービス化することを目標にしているとのことです。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/fujitsu-transforming-to-dx-company-by-leveraging-google-cloud?hl=ja)
ビジネスインフラになることを目指し、営業DXサービス「Sansan」などさまざまなサービスを国内外で提供するSansan。
請求書をデータ化し、経理部門を含めた会社全体の請求書業務を効率化する「Bill One」では、全面的にGCPを利用してサービスを構成しています。
好みの言語やフレームワークで開発したWebアプリケーションをフルマネージドなコンテナ環境で実行できるCloud Runは、立ち上げ期のコストパフォーマンスと拡大期のシステム拡張性を両立。
運用面でもあらかじめ必要な機能は揃っているため、外部の監視ツールを入れる必要はありません。
可用性が高く、Bill Oneリリースから数年経つ今でもCloud Run起因のトラブルはないとのことです。
参照元:Google Cloud公式サイト(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/sansan-technology-selection-points?hl=ja)
ITサービス・情報通信業界は、さまざまな業界の中でも特に変化スピードが速い業界と言えます。
DX・クラウド化に対応している企業も多いですが、今後他業種との提携ビジネスモデルの構築が更に求められることが予想されます。
ビジネス界の動きに迅速に対応できるよう、世の中全体を俯瞰する視野の広さを持つようにしましょう。
Googleが提供する安定したインフラと、強力な仮想マシンを用いて高度な情報処理技術を利用できることが強みのGCP(GoogleCloud)は、その利便性と拡張性の高さから様々な業界で導入が進み、人気が高まっています。
当サイトでは、システム会社各社の導入事例も調査して紹介していますので、自社と似た状況の導入事例もきっと見つかるはずでず。是非お役立てください。
クラウド・DXの波に乗り遅れないよう、GCPで社員の負担軽減&生産性アップを図りましょう。
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