GCPは、さまざまなクラウドコンピューティングサービスを提供しています。
導入や運用コストを抑えつつ、検索エンジンやYouTube、レコメンド機能などをはじめとしたGoogle社が全世界に提供している高い技術を利用できますが、その詳細について紹介します。
Googleでは、展開している主要サービスを以下の4種類に分類しています。
「コンピューティング」とは、クラウド上にある仮想コンピュータによって、情報やデータを自動的または効率的に計算・処理・保存する一連のシステムオペレーティングのことです。
「ストレージ」はデータを半永久的にクラウド上に保管しておくための倉庫のようなサービスで、Googleドライブなどがイメージしやすいでしょう。
「ビッグデータ」は一般的なデータベースが管理・分析できる能力を超えた、膨大かつ流動性のあるデータ群を分析するために用いられる機能です。
「サービス」は、コンピュータやソフトウェアが利用者や他の機器、ソフトウェアなどに対して提供する機能や働きかけのことを指しています。
しかし、これらのサービスを個別に理解して結び付けるには相当専門的な知識が必要となりますし、上記の公式分類ではなかなかイメージや理解がしにくい方も多いと思いますので、当サイトではソリューションごとに改めて下記の4つに分けて紹介しています。
いわゆるデータ管理基盤を構築するための機能やサービスです。
ストレージ・ネットワーク構築に関するサービスには、「ComputeEngine/Migrate for Compute Engine」や「Cloud SQL」、「PartnerInterconnect」などがあり、下記で詳しく説明しています。
今自社で持っているデータ資産の活用や、世界に広がる膨大なビッグデータを用いた解析、それらを掛け合わせた分析フローの構築に関する機能です。
データ分析・ビッグデータ活用に関するサービスには、「BigQuery」や「Dataflow」、「Datalab」などがあり、下記で詳しく説明しています。
GoogleのGCPはAIや機械学習も得意としています。学習に必要な膨大なデータを各インターネットサービスで保持しているため、その学習モデルを利用できるのが大きな特徴です。
AI・機械学習(ディープラーニング)に関するサービスには、「AutoML」や「CloudVisionAPI」、「CloudSpeech-to-Text」などがあり、下記で詳しく説明しています。
Google Cloud(GCP)の
AI活用について詳しく見る
主にITプロダクトの開発を行っている事業者向けに、開発環境をクラウド化するために便利な機能やサービスをまとめています。
アプリ開発・コンテナ技術に関するサービスには、「AppEngine」や「KubernetesEngine(GKE)」、「Anthos」などがあり、下記で詳しく説明しています。
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