GCPのストレージ・ネットワーク構築

目次

GCPでは、ストレージ・ネットワーク構築に関するさまざまなサービスを提供していますが、ここではその中から便利な4つのサービスをご紹介。
各サービスを利用することでサーバー移行やデータベース利用、ネットワーク接続、データ転送などが簡単にできるようになり、業務効率化につながります。
より生産性の高い業務に注力することができるようになるでしょう。

ComputeEngine/Migrate

ComputeEngineは、GCPが提供している仮想マシン(VM)です。
仮想マシンとは物理コンピューターと同じ機能をソフトウェアで実現したもので、Googleのインフラ上にLinux・Windowsベースの仮想マシンを立ち上げて使うことができます。

ネットワークなどのインフラ環境をクラウドで利用することができるため、オンプレミス環境を構築するよりも運用コストを抑えることが可能です。
また、柔軟な構築が可能で自動スケーリングに対応しているため、業務効率化やコスト削減などが期待できるでしょう。

Migrate for ComputeEngineは、サーバー移行ツールです。このツールを使うことで、ダウンタイムやリスクを最小限に抑えながらGCPに移行することができます。
移行の労力と複雑さを軽減することができるため、生産性向上に繋がります。

Cloud SQL

Cloud SQLとは、GCPのデータベースサービスです。MySQLやPostgreSQL、SQL Serverデータベースの代替となるクラウドサービスで、データベースの管理にかかる時間を減らしつつデータベースを使用する時間を増やすことが可能となります。

GCPのほかのサービスで実行されるアプリケーションは、Cloud SQLを利用しているものが多いです。フルマネージドのため、管理や運用などユーザー側に発生する作業負担は一切ありません。データベースにかかる工数を大幅に削減することができ、より生産性の高い業務に注力することができるでしょう。

PartnerInterconnect

PartnerInterconnectは、GCPのネットワークサービス「Google Cloud Interconnect」のうちのひとつです。Google Cloud Interconnectはさまざまな接続要件に対応したサービスを提供して、主要なサービスはPartnerInterconnectを含めた4つとなっています。

PartnerInterconnectは、閉域網でGCPのVPC(仮想プライベートクラウド)ネットワークと接続します。
閉域網とは限られた利用者のみが利用可能な広域通信網のことで、GCPを社内システムや基幹システムとして利用する方に向いているでしょう。

PartnerInterconnectにはGCPからのデータ転送料が安価で、閉域網のため安全に接続することができるという特徴があります。適切な接続方法を選択することで、セキュリティの強化や大量データ通信の実現、通信費の削減を可能とします。

StorageTransferService

StorageTransferServiceは、GCPやAWS・Azureなどほかのクラウド、オンプレミスとの間でデータ転送を行うことができるサービスです。1回限りの転送もできれば、スケジューリングによる定期実行も行うことができます。
ネットワーク帯域幅が最適化されていて、大規模なデータを迅速に転送することが可能です。

また、ダウンタイムを最小限に抑えながらデータをGCPに移行できるため、インフラストラクチャ費用を削減することができます。

まとめ

GCPのストレージ・ネットワーク構築にはさまざまなサービスがあり、上手に利用すれば生産性の向上やコストの削減につなげることができます。
ここで紹介した機能以外にもストレージ・ネットワーク構築に関するサービスはあるので、興味があればチェックしてみてください。

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